バクシンバクシーン(挨拶)
どうも皆さんお久しぶりです。Takafumiです。
前回の記事から半年以上の月日が経過していました。いやブログのネタ自体はいくつかあるのですが中々筆が進まなくてですね……。
ほんとですよ。PC買った話とか院試受けた話とかほかにもあれやこれやたくさんあるんですよ……。
実は私辛い食べ物が結構好きなんですよ。辛味が口の中を暴れ散らかした後に感じる料理の旨味、そして食べきった後の爽快感。なんていうんですか、辛い物って食べると「生きてる!」って感じしますよね、ええ。今ドMって言ったやつは正直に手を挙げなさい。
ともあれ、そんな私に挑戦状を叩きつけるがごとき記事を目にしたんですよね。
それがこちら
一般人が食べきることができなかったほどの辛味を持つペヤングの登場。これには猫が100匹死んでもなお溢れんばかりの好奇心を持つ(誇張)私が食わないはずがあろうか!
というわけで今回は私が激辛ペヤングに挑んでやろうと思い立った次第です。
あ、結論としては何とか食い切ったので、興味ない人はここでブラウザバック推奨でございます。
今回のメンバーを紹介するぜ!
流石の私でも素でこんなペヤングを食おうなんざ考えておりません。何とか辛味をマイルドにしつつおいしくいただくために、いくつかのトッピングをご用意いたしました。
1.獄激辛Final
まずは主役。パッケージから漂うヤバさ。なんか閻魔大王っぽい人(鬼?)が泣いてるし注意書きが怖いしでもう心が折れそう。
これは余談ですがペヤングの生産工場は群馬県にあります。こんなもの作ってるからグンマはヤバいって言われるんだよ……。
今回はこいつをおいしくいただくために様々なトッピングを用意したわけです。正直トッピング程度でどうにかなる気はしませんがまあそれは考えないこととします。
2.牛乳&飲むヨーグルト
本日のお飲み物。噂によると辛い物食べるときに水を飲むと逆に辛味が広がるらしいので、なんかこういうコッテリした飲み物を用意しました。辛味成分は油分に溶けるから牛乳の油分で流すといいとかなんとか。
ほかにもとろみのついた甘い飲み物を用意することで、口の中の劇物を流し込んでやろうとした次第です。これはネタバレですが効果は一切ありませんでした。
3.カレー
偉い人は言いました。「なんでもカレーに入れれば食べられる。」と。
ペヤングって意外とパサパサするので、液状のものをぶっかければいい感じに啜れるんじゃないかなって思って用意しました。
ちなみに後で詳しく書きますが本日の戦犯はこいつです。
4.チーズ
すべての食べ物をマイルドにする万能食糧。軽くレンチンすればとろけていい感じになっていい感じに、こう、いけるんじゃないかって(語彙力)。
5.固形ヨーグルト
液体が太刀打ちできない辛味を流し込むために固形のヨーグルトも用意。
余ればデザートにして胃腸の回復を図ります。
本編
まずはそのままいただきます。
見た目は普通、匂いもふつミ゜ッ
……失礼しました。おおよそ人類のものと思えない奇声が飛び出しました。
いや待って匂いだけで身体が危険信号を発してるしもうこの時点でリタイアしたいんだけどダメ?ダメ。そう(諦め)。
まあこれでもペヤングの赤黄ハーフ&ハーフを素で食べきった男ですから?それなりに辛い物を食ってきたわけですし?見掛け倒しって可能性も十分に考えられます。
というわけで早速一口。
うーん、まあスパイシーだけど思ったほどじゃないな。飲み込んでからじわじわ来る感じはあるけどこれならいけるかもしれん勝ったなガハハ(ここで牛乳を一口)あああああああああああああああからいからいからい!!
誰だよ辛い物食う時は牛乳がいいって言ったやつバカか?麺とキャベツが口の中からスッキリ流れ去り辛味だけがしっかりと残って何ならほかの味が消えた分辛味をダイレクトに味わったんだが!?
辛さは正直ほかの激辛ともう違いが分からないんですよ。30cm定規じゃ10mと15mの違いなんて測定できないでしょ?そんな感じ。
でも口の中に残り続ける刺激がこれまで食ってきた激辛の比じゃない。針千本飲むってこんな感じなのかなって。いやもう辛いとか痛いのレベルじゃないんですよ。焼けつくような痛さを味わいました。
これ以上素で食うのは不可能と判断し、ここでトッピングを投入
まずはカレーから
いや辛いが?(全ギレ)
パサパサしたペヤングにとろみをつけたら食いやすいんじゃないかって考えたバカは今すぐ首を切れ。とろみのせいで一気に口の中に面が雪崩れ込み、そして飛沫となって口腔内に満遍なく広がる辛味。
なんでもカレーに入れれば食べられる?辛い物に辛い物をかけたらそりゃからいに決まっておろうがバカタレ。
正直カレー程度でどうにかなるとは思っていなかったものの、むしろ悪化するとは夢にも思っていませんでしたよ。ええ。
というわけで一縷の望みを託してチーズを投入
マイルド?何それ美味しいの?
チーズの柔らかな甘みなんぞ全く効果は表れず、ただ微妙に固形化して食べにくくなっただけ。とろけたところで何にも変わらん。いや多少は食べやすくなったものの辛味と甘みのハーモニーなんて一切存在しない苦行。
正直ペヤングのことを舐めてました。「ENDの後にFinalとか売れない海外ドラマかよ」とか思ってた以前の俺を助走付きでハイキック決めてやりたいわ。
この時点で身体が震えて震えて箸を持つのも一苦労ですし、もう匂いだけで謎の笑いがこみあげてきましたが、ここまでお金をかけてトッピングを用意したのに残すのも私のプライドが許しません。
マヨネーズぶっかけたり
追いチーズキメたり
できることは全部やって何とか食べきることができました。
チーズとマヨネーズとカレーが固まった謎のソースは残っていますが、これを飲むのはいよいよ命の危機なのでここでギブアップ。
対戦ありがとうございました。私の負けです。
終わりに
辛い物って、辛さの中に旨みがあるからおいしいのであって、ただ単に馬鹿みたいに辛い物はそれは食に対する冒涜だと思うんですよ。今回の挑戦は「激辛をいかにおいしくいただくか」であったわけですが、そもそも辛いだけの劇物をどう調理しようがおいしくなるわけがないと学びました。
こいつを美味しく食べられる人間はたぶん人間じゃないし、こいつを美味しくアレンジできる料理人がいるとしたらそいつは神です。崇め讃えてレシピを乞いましょう。少なくとも私は無理でした。
私程度の覚悟を二回りほど上回る衝撃です。本当に購入はおすすめしませんが、どうしても食べたいというのなら一度食べてみればいいんじゃないですかね。食べずにバカにするのは許せないので、ペヤングの悪口を言いたいなら食べてからやれって話ですが。
もう二度と買いません。もう二度と買いません。
もう!二度と!買いません!
それでは今回はこの辺で。また次の記事でお会いしましょう!
P.S.
完食して6時間が経過しましたが胃袋が熱を持って暴れております。
救いは、救いはないのですか……?